つくり手の使命、再考
台風一過の青空となった本日は、朝一番から全現場のパトロール。
現在、工事中のお客さまの現場は、計9件。
基礎工事中、外装工事中など、各現場により状況は様々ですが、どの現場も大きな被害を受けることはなく、無事にやり過ごす事ができました。
今回の台風で、わたしたちの地域は大きな被害を受けることがありませんでしたが、各地では河川の氾濫などで浸水被害が拡大していますね…。
被災をされたみなさまには、こころよりお見舞い申し上げます。
自然災害が以前にも増して頻発するようになったのは、きっと多くの方が肌で感じていますよね。
それならば、この傾向にストップをかけるべくして、これからの時代に、なにをすべきか。
いま一度、個々のレベルでしっかり考えていく必要があるんだと思うんですね。
利己的な視点ばかりでは、このしっぺ返しからは逃れられない。と、わたしは思います。
「暮らしかた」に対する意識を見つめなおす。
そのきっかけとなる「住まいづくり」であってほしいと、切に願います。
そして、わたしたち「つくり手」は、その一端を担う立場にあります。
その使命を理解して日々の努力を重ねていかねば。と、改めて考えさせられる一日となりました。
パトロールにまわった現場のわきには、台風の影響を、受けてか、受けずか、…くりの木がたくさんの実を落としていました。
この、くりの木のように、
どんな境遇であろうと、
自然に逆らうことなく、
実り多き日々を過ごせるように、がんばります。