建築士の存在価値
東横イン。
また、建設業界の事件が世間を騒がせています。
ライブドア事件後、日経平均株価がようやく落ち着いた、と思いきや我々『建築士の株』は急激な勢いで大暴落中、まさに『監理ポスト』である。
なんと、東横インにも一級建築士が16人も在籍しているとか。
建築士の私が言うのも変な話ですが、結局のところ、建築業界における資格制度なんて、消費者の為には、何の意味もなされていないってことですよね。ん~情けない。
拝金主義、なんて言葉で表現されていますが、利益だけをひたすら追求してきた企業風土のあらわれでしょうね。
建築士の勉強をする際、いろんな法律の勉強をします。
民法に建設業法、都市計画法、農地法、消防法・・・・・。
でも、勿論最も大切なのは建築基準法。
この基準法の定められている目的は第一条に定められます。
建築基準法 第一条
この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする。
建築士はもう一度、原点にたち返り『建築士の株』の信頼性を取り戻さなければなりません。