読書
理系なんで・・・なんて言っては読書から遠ざかっていた。
ただ単に、活字が嫌いなだけなのに。
最近は、暇を見つけては本を読むようにしている。
読むものにジャンルが決まっているわけでもなく、何となく売れてるものや話題になっているものを読む。
あっそうだ、建築系以外のものを読むようには心掛けている。何となく・・・。
昨日、藤原正彦さんの書いた『国家の品格』を読んだ。
これは、最高に面白い。
日本には大切にすべき『情緒と形の文明』が、今なお残されている。
何の文化も文明も無いアメリカ仕込みの『論理』や『合理性』だけを真似て追求するのではなく、忘れかけた『武士道精神』をもって、日本国家の品格を取り戻そうじゃないかって話しである。
いや~感動した。
目から鱗、とはこのことか。
読書は心を豊かにしてくれることに、今更ながら気がついた。