話し相手
実家に91歳になる祖母がいる。
お陰様で特に悪い所がある訳でもなく、元気に暮らしてる。
祖母と同居してる私の両親は、毎日世話をしている訳で、当然かも知れないが、祖母との会話がある意味事務的だし、たまには結構厳しい事を言ったりもします。
勿論、悪気は全くないのですが・・・。
それにくらべ、たまにしか会わない私のカミさんは、祖母の話を一生懸命聞いてあげる。
だから、祖母はカミさんが大・大・大好き。
カミさんが実家に行ったときなんかは、カミさんからまったく離れようとせず、ぴったりマークである。(笑)
昨日、今日と両親が旅行に行ってしまい、実家が祖母だけになってしまう為、私たちが祖母の世話係をすることに・・・。
昨晩、私が仕事を終えて帰宅するまでの数時間はカミさんが一人で祖母の相手をしてくれてました。
ところが私が帰宅すると、カミさんがぐったりして、居間で横になってるじゃないですか。
『どうした?』
『同じ話しばっかり、4時間以上も聞かされて、疲れちゃった・・・』
『そっか~、で、ばぁちゃんは?』
『しゃべり過ぎて疲れて寝ちゃったみたい・・・』
きっと、ばぁちゃんは、いい夢見ながら寝ていた筈である。