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天竜材の家 百年住居る事業

天竜材の家 百年住居る事業 アイチャッチ

『しずおか優良木材の家』は既に静岡県で行っている助成金制度ですが、今年度より『天竜材の家 百年住居る事業』として、浜松市でも同様の助成金制度がスタートしました。


『天竜材・・・』はあくまでも、浜松市内に新築する方限定の制度なんですが、県の助成額が30万円なのに対し、市は40万円(上限)なんで、オーナーにとっては、結構魅力的なんですよね。


そう、『オーナーにとっては』、なんですよね。


この『天竜材・・・』制度、オーナーが申込みたいって言った場合、申し込みを委任された『工務店』や『設計事務所』が、どういう訳か『登録料』名目で浜松地域材利用促進協議会なるところへ年額10万円納めなければならないんです。
県の制度では、こんなことなかったんですが・・・。


どうにも理解に苦しんでたんですが、早速、扇オーナーが申込みしたこともあり、協議会から、早く納めてくださいって催促が。


しぶしぶ、今日納めに行ったら、ちょうど協議会の会合やってたんです。


そこには会長以下、役員さんが勢ぞろいしてたし、市役所の担当者も同席してたんで、ちょうどいいと思い、『この10万円は、なんの為のお金なんですか?』って単刀直入に聞いてみたんです。


そしたら、その解答がとても理解できるようなものじゃないんですよ。
『実はその登録料は強制ではない』って言ってみたり、『いや、やっぱり強制だ』って言ってみたり。
10万円ものお金を徴収する以上、会計報告くらいするんでしょうね?って聞いたら『それは出せん』って言ってみたり。
それを聞いてた市役所の職員が『さすがにそれはまずいでしょ、会計報告くらいはしましょうよ』なんて言ってる始末。


しかも、当初、この制度に申込みできる工務店は『建設業許可』を取得していることが条件だった筈なのに、それも削除されてた。
『建設業許可が無くても申し込みできるようになったんですか?』って聞いたら『ちゃんと合法的に建設業許可を持ってる法人って限定しちゃうと、ほとんど非合法的に営業してる法人がほとんど、の現状を踏まえると仕方ないんです』だって。

大丈夫かいな、この制度。


結局のところ『しぶしぶ』納めてきましたが、なんかすっきりしない。
今後の協議会での使われ方に注目していきたいものである。

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