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しんどいゎ~

しんどいゎ~ アイチャッチ

ブログの更新、ご無沙汰してます。


先々週は栃木、先週は名古屋・大垣、そして今週の月・火は東京・千葉・横浜、と慣れない出張がたまたま続いた上、昨日・今日は残っていた薪割り。
正直、かな~り、お疲れモードです。



そんでもって今晩は、先日のブログ(5/25)でも触れた敷金トラブルに同席。
これがまた想像を絶する展開に・・・。


こんな事が私の廻りで実際おこってます。
ホント皆さんにも注意してもらいたいんで、なるべく詳しく書きます。
分りにくいっていう方や不安に思われている方、こういったケースに直面されていてお困りの方など居ましたら、メールで相談下さい。
私にできる限りのお手伝いはします。
私は兎に角、こういった業者を許すことができないんです。


3年程前、借主(以下甲という)は貸主(以下乙)の所有するアパートの賃貸借契約を締結した。
この時、これを仕切っていたのが丙。
実はこの丙が問題なんです。

私が当時の契約書を確認して初めて甲も気付いたんですが、丙は重要事項説明書にも契約書にも印はあるものの、宅地建物取引主任者の印は無いし、宅建業者としての印も無い。
よくよく、調べてみると宅建業者ではないんです。


で、丙は仕方なく近所のD不動産に宅建業者としての印を借りて契約書や重説を作成してるんです。
そう、いわゆる名義借り。


名義を貸したD不動産も最悪だし、最終的な責任は勿論このD不動産なんですが、この丙のやってる事は信じられないくらいあくどい。


なんと、本来は乙に支払うべき敷金をどういうつもりか丙が受け取ってるし、毎月の家賃も丙が受け取ってるんですよ。
宅建業者が家主と管理契約を結んだ後、家賃を借主からいただいて、管理費を差引いて家主に払うのは宅建業法上も認められている筈ですが、免許もない丙が敷金や家賃を受け取るのは完全に犯罪ですよね。


入居後すぐに発生した雨漏りは全然直さないし、1ヶ月も経たないうちに部屋中がカビだらけ。
おかしい、と思って他の部屋の住人に聞いてみると、どこの住居もそうらしい。


何回言っても、『あんたの住み方が悪い』『あんたがカビを持ってきたんじゃないか?』の一点張り。
こんなこと、信じられます?ありえないでしょ。


挙句の果てに、退去時の立会いでは約35万円の修繕見積りが。
35万円ですよ、敷金19万円に対して・・・。
甲もさすがに怒れて『こんなモン納得できん、ハンコなんかつけるか、冗談じゃない』って言って、その見積りは付き返したらしいんです。


そしたら、昨日付けで甲の所に『配達記録』つけて、別の請求書を送ってきやがったんです。
それがなんとビックリ76.8万円になってるじゃないですか。
しかもその金額を今日中に承認しろ、さもなくば次の入居に支障が出るってことで損害賠償を請求させてもらうって内容なんです。


そもそも、国土交通省のガイドラインでも示されてますが、通常に生活していて発生する『汚れ』や『キズ』なんかは、いわゆる『経年劣化』として家主が負担しなきゃなんないんですよ。
勿論、今回のカビもこれに該当しますが・・・。
これを誤魔化すために、家主や不動産屋は契約書の特記事項に『襖の張り替え』や『畳の表替え』や『クロスの張替』『クリーニング』なんかは借主負担です、なんて記載して契約させちゃってるのが現状ですが、こんなモンは消費者契約法にのっとって、全部無効なんですよ。


まぁ、私の見る限り、若干ではありますが、借主の瑕疵によるキズがありましたが、借主の負担分は、高く見積もって5万円位のモンでしょう。


これから本格的な戦いが始まります。
絶対、負けませんよ。
こうなったら、とことんやってやろうじゃないですか、まったく。
冷静に考えると、当事者でない私がこんなに怒ってるのも変な話しですが・・・。


不動産業界も建築業界も、どうかしてますよ、ホントに。

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