えっ?
『まだ十代だし、そんなに簡単には勝たせてもらえんわね』
『まぁ~よくがんばった』
『12Rまで持ち堪えただけ大したもんだ』
なんて家族全員で見ていたボクシング観戦も12Rが終わり判定に。
ジャッジ・・・フアン・ランダエタ、ジャッジ・・・亀田興毅、ジャッジ・・・亀田興毅。
1対2で亀田興毅選手の・・・
家族全員が耳を疑った。
解説者の竹原氏や畑山氏も負けモードの解説をしていただけに、コメントに戸惑いがあったように思えた。
最終ラウンド終了のゴングが鳴った直後、亀田選手がレフリーに誤って当ててしまったパンチは、もしや伝家の宝刀『空中元哉チョップ』だったか。
どうも試合結果に納得がいかない。
なんとなくきな臭い。
まさかとは思うが、多くの抗議を受けた亀田選手サイドが潔くベルトを返却して、またまた男をあげる、なんていった安物のシナリオが用意されてたりして・・・。
いずれにせよ、完勝でない割に大風呂敷だった亀田選手の大口コメントも含め、後味の悪い試合だった。