唐松
地産地消による地域経済の活性化の為にも扇建築工房では天竜杉や天竜檜を多く使う。
品質の面から見ても静岡県産材は非常に優れており、構造材としても板材としてもたくさん使われている。
しかしながら、勉強も兼ねて県外の木材にも触れてみる必要があるのでは?との思いから今日は長野県の唐松をスタッフと共に見学しに行った。
勿論日帰りで・・・。(泣)
ヤング係数や含水率などの観点から見れば非常に優れた木材に違いはないが、県内の杉・檜に比べ極端に暴れや狂いを生じさせやすく、建築資材としては非常に扱いにくそうな木材であった。
とはいうものの、個人的には魅力を感じた木材であり、今後の利用方法も考えてみる価値はありそうだ。
せっかく長野県まで足を伸ばしたんだから、ということで近くの美ヶ原高原に立ち寄ってみた。
暖冬とはいえ、あたりは一面の銀世界が広がり、今シーズン初めての雪景色を満喫できた。
山頂に佇む小さな山小屋で小休止。
薪ストーブでほのかに暖められた山小屋でのひと時は、日常を忘れることのできる素敵な時間であった。