見切り販売制限
コンビニ最大手「セブン-イレブンジャパン」(東京都千代田区)が、フランチャイズ(FC)契約を結んだ加盟店に対し、取引上の優越的地位を利用して、消費期限が近づいた弁当やおにぎりを値引きして売る「見切り販売」を不当に制限していたとして、公正取引委員会は独占禁止法違反(不公正な取引方法)で排除措置命令を出す方針を決めた。
コレはインパクトのあるニュースだ。
日本に『コンビニ』なるモノが登場して以来、かたくなに守られてきた制度に風穴が開いたカッコウだ。
学生時代、私の腹は消費期限の切れたコンビニ弁当で満たされていたと言っても言い過ぎではない。
アルバイトが終わると、「店長、コレねっ」って言って、廃棄する為にゴミ袋やカゴに入れられた弁当の中から漁り出しては持ち帰る毎日だった。
タダに勝るものは無い、とは言うものの、余る弁当はいつもほとんど同じ。
売れない商品が余るのではなく、売れる商品を在庫しすぎて余る、って感じだったため、新商品に代わるまでが長く、結構長い間、一つのメニューを食べ続けた。
貧乏学生にとって『どうして値引き販売がされないのか?』などという大人の事情には全く興味もなく、ただ『空腹を満たす便利なシステム』だった。(笑)
これからどうなるんだろう?
カミさんのおかげで、滅多にコンビニ弁当の世話にならなくなった。
が、あまりにも安くなりすぎると、うちの食卓にも『期限切れ間近のコンビニ弁当』が並ぶようになるんじゃなかろうか?
ありえそうなことろが、怖い。(寒っ)