東北ボランティア活動
5月に続き今回は施主さんを含む8名でボランティア活動に参加してきました。
前回は、ボランティア活動してる傍らで自衛隊の方々が行方不明者の捜索をしてたりして物々しい雰囲気だったし、幹線道路以外は大きな瓦礫に埋め尽くされていて、ボランティアの活動も重労働を伴うものが多かったです。
しかし今回現地に入ってみると、道路や敷地を覆いつくしていた瓦礫はすっかり撤去され、夏を迎え伸びきった雑草の中にコンクリの基礎だけが残ってる、といった状況でした。
既に自衛隊の方々も撤収されてました。
そんな中、今回我々に与えられた作業は草を刈ったり、小さな瓦礫を拾い集めたり・・・。
比較的軽作業なものが多かったです。
今後のボランティア活動は、こうした軽作業や被災者の方々をメンタル面で支えていくような活動が増えていくようですが、復興はまだまだ道半ば。
被災時のまま放置されている家屋はたくさんありますし、水田や畑などは到底作付けできる状態にはありません。
継続的なボランティア活動が期待されるところであります。
さて、2回ほどの活動を通じてつくづく感じることがありますが、ボランティアに対する規制が厳しすぎるように思います。
現地での活動を許されている時間は9時過ぎから3時頃までの6時間ほどしかないのですが、その中でも昼休憩はきっちり一時間。しかも20分働いて10分休憩、みたいな感じなので正味動けるのはたったの2~3時間ほどではないでしょうか。
しかも、落ちてる瓦礫は拾ってもいいけど土の中に埋まってる瓦礫は触っちゃいけない、とか、床は剥がしていいけど壁は剥がしちゃダメ、とか理解に苦しむ決まり事がたくさんあります。
どうやら、折角参加してくれたボランティアの方々に怪我などさせてはならない、との理由らしいですがあまりの制限に消化不良の感も否めません。
どの仕事にどういったリスクや危険が伴うかの説明をしっかりした上で、あとは自己責任のもともう少し自由に活動させて欲しいと強く思います。
参加してるのは皆分別のある大人なわけです。
ボランティア中の事故や怪我の責任を自分で取れない人は、そもそも参加しないと思うんですが・・。
さて、次回は11月。
思うところはいろいろありますが、参加しなければ何も前には進みません。
継続は力なり。復興するまでは参加し続けたいと思います。
みなさんもご一緒しましょう!!