山の現状
静岡県の面積が778,000ha。そのうち森林の面積が499,000haなんで森林率は64%。
浜松市にいたっては156,000haのうちの103,000haが森林なんで66%にもなるんですって。
浜松市では、その森林のうちの62,000haが杉や桧を植樹したいわゆる「人工林」なんで、人工林率はなんと76%。言ってみれば天竜美林と言われる山のほとんどが実は人工的に作られたものなんです。
明治時代から続いたこの政策が過渡期を迎えています。
簡単に言ってしまえば「木」が売れなくなってしまったんです。
結果、収入のない山はなんの管理もできず、荒れ放題。後継者不足も深刻です。
62,000haっていってもイメージできないと思いますが住宅でいうと約200万戸分もあるわけです。
さて、この状況をどうにかしなければ・・。
そんなことを思いながら今日は山を散策しました。