いくつになっても嬉しいものです
誕生日を迎えました。
一年経つのが段々と早くなりますね。
気付けば起業して15年、結婚して20年、あっという間でした。
きつかったけど、順風満帆だったサラリーマン生活を、カミさんに相談もなしに突然辞めてしまったのが18年前。
「会社辞めた」って言ったら「ふ~ん、身体、楽になって良かったじゃん」って。
その後、ある方と会社を起したはいいものの、意見の食い違いから解雇されたのが16年前。
そん時も、「あんたなら何とかするだろうから、まったく心配してないよ」って。
結局、独立することになったわけですが、この時も「へ~、好きにしな」だけだった。
それからしばらくつづいた5ケタの給与明細にさえも、文句を言われた記憶はありません。
なんとか会社も軌道に乗り、2人の子供も授かって、一息つけそうになった7年前。
今度はカミさんが乳癌を患って数年間の闘病生活を送ることに。
それでもなるべく私に負担をかけまいと、あれこれ独りで片づけるカミさんに、女性は強いな、と感心させられたものです。
そんなカミさんの闘病が少し落ち着いた頃、今度はオヤジも癌になってしまって。
思い起こせば、あの頃が一番大変だったように思います。
今ではすっかり元気になったカミさんと、大きな病気をすることなく成長してくれている2人の子供達。そして、独りにはなっちゃったけど、ボケることなく老後を謳歌するおふくろ。(笑)
昨晩は、そんな家族に囲まれて、一日早い誕生日を祝ってもらいました。
まぁ、確かにここまでの道のりにはいろいろありましたが(笑)、20年たった今、本当に「家族っていいな」、「家族ってありがたいな」って、そして「家族ってあったかいな」って思います。
こころの底から、いつもありがとう。