擁壁工事
弊社は木造を得意としている工務店なんですが、最近、どういうわけか鉄骨(S)造や鉄筋コンクリート(RC)造の依頼が増えてきました。
特にRCの工事が多くって、一階がガレージだったりする混構造や、高低差を解消するための高基礎、目隠しのRC塀、それから大きな擁壁など・・。
木造住宅と違って、RC造の場合、それ自体が仕上げになることが多く、型枠をばらすまでは状況が確認できませんので、非常に緊張しますし、工事にも気を使います。
職人さんによって考え方や手順もマチマチなんで、監理者次第で仕上げが随分と違ってしまいます。
今日は全スタッフで擁壁の立上りコンクリートの打設をお手伝い。
仕上げを考慮し、コンクリートはいつもより少し固めにしてみました。
上にはホースで打設する人が1人、バイブレーションをあてる人が2人、下では4人ほどが小槌で叩きながら仕上げを整えます。
雨上がりの灼熱地獄の中、コンクリートが固まらないように時間との闘いです。
途中、熱中症かと思うくらいふらつきながらもなんとか打設が完了しました。
今日からしばらく養生して型枠をばらします。
さて、今回の仕上がりやいかに。