コストコの進出に思うこと
ついに浜松にもコストコが進出してきました。
浜松駅から、車で20分ほどの中心部からは少々外れたところです。
今日、初日を迎えたわけですが、コストコ周辺はまさにお祭り騒ぎ。
平日にもかかわらず、周辺の道路は終日、大渋滞を引き起こしておりました。
聞けば、駐車場待ちに5時間、入店待ちに2時間だとか。
この景気低迷期に、あれほどの経済効果をもたらすとは、地域経済にとってはなんとも有難いことであります。
せっかくオープンしたのですから、なるべく長い間、賑わってくれることを期待したいものであります。
さて、今日は、そんな大渋滞を横目に浜松市中心部へ車を向けました。
市役所や法務局に行くためであります。
平日だから、ということもあるでしょうが、浜松一の繁華街は、閑古鳥もびっくりするほどガラガラです。
かくいう私も、この前中心部を訪れたのがいつだったかを忘れるほどであります。
私はてっきり、浜松市が大型ショッピングモールを進出させることにより、中心地の開発に大失敗し、猛省しているものだとばかり思ってました。
これはどうやら私の勘違いだったようです。
郊外に大型ショッピングモールやコストコなんかをいくつも招致し、人通りの無くなってしまった駅前の一等地に住宅を建てさせ、空き地を見つけるやいなやソーラーパネルを貼りめぐらす。
昔であれば一家に一台で事足りた自家用車だって、気付けば、一人一台持ってなければ社会生活に適応できないような街になってしまいました。
浜松は自動車産業の街、だからでしょうか。
環境先進国では、住宅街への自家用車の乗り入れ自体が禁止されつつあるっていうのに…。
浜松市は一体どのような街づくりを目指しているのでしょうか。
経済効果優先の街づくり。
そろそろ、見直してみませんか。