安心・安全・快適な暮らし
住まいづくりの基本は、
実用的な価値を確実に提供すること。
耐震性、耐久性、機能性を確保し、
心身ともにストレスのない
確かな基盤を築きます。
災害に備える、堅牢な住まい
自社内に構造設計の専任技術者をおき、意匠と構造を統合することで「強・用・美」を両立します。
耐震性能は許容応力度計算に基づいて科学的に確認し、断面欠損、接合部の靭性、荷重バランス、クリープ現象など、耐震等級では評価されない総合的な構造強度も考慮しています。
さらに、理論と実態の一致を重視し、実際の使用環境における強度維持を追求します。
構造材には、中低温乾燥または天然乾燥の国産無垢材を厳選し、含水率やヤング係数などの品質を厳格に管理。各材の特性を見極め、適材適所の原則を守ることで、構造の安定性と耐力を長期間にわたって確保します。
また、伝統技術を活かした真壁工法を採用し、構造を現すことで隠れた欠陥を防ぎ、将来にわたって安心できる住まいを提供します。
経済性の高い
長持ちする住まい
「木の家」の特性を深く理解し、断面計画や軒の出、雨仕舞いなどの設計を最適化することで外部環境の影響を最小限に抑え、木材の劣化を防ぎながら建物の長寿命化を図ります。
さらに、非定常計算による結露判定で腐朽リスクを軽減、かつ、木材の呼吸を妨げない真壁工法を採用して耐久性を高めます。
構造材から下地材まで長寿命な素材を選び、長期間にわたる機能を維持。
また、総合的なコストパフォーマンスを重視し、交換や修繕が容易となるメンテナンス計画を、設計段階から考慮します。
年一回の定期点検では、建物の健康状態を把握し、長期的な使用をサポートします。
ストレスのない
高機能な住まい
気候風土に適応する設計で、四季を通じて快適な室内環境を整えます。
昼夜の温度差、日射、通風の影響等を調整するパッシブ設計を取り入れ、自然の恩恵を活かしながら効率的なエネルギー利用を目指します。
さらに、熱抵抗や熱容量を考慮した断熱と、気密性を高める設計施工で、適切な温熱環境を保ちます。
また、熱損失を抑える高機能な木製サッシは、共同購入によってコスト削減を図り、採用時の価格障壁を克服します。
室内の湿度は、調湿機能でコントロールし、常に快適な空間を維持。
建物周囲には緑による微気候を生み出す工夫を凝らし、快適さを補います。
家具や収納は建物の設計施工と一体化し、動線やライフスタイルに配慮しながら、細やかな生活動作にもフィットする道具として整え、住まい全体の使い勝手を高めます。
ひとの健康を守る住まい
人体に有害な化学物質による汚染を抑えるため、石油由来の新建材は極力用いず、木や紙、土、石、金属など、人工的な化学変化を最小限に抑えた自然由来の素材を用いています。
また、周辺環境と開口部の配置を考慮した設計により、室内に適度な自然光を取り込みます。 ノイズを抑えながら空気環境を整えることで、質の高い睡眠も確保。入眠前には、その準備となる落ち着いた照明計画を行い、自然な睡眠リズムをサポートします。
さらに、身体に負担をかけない生活動作を支えるために、建物や家具の細部まで人間工学に基づいた設計を行い、住まい手の健康を守ります。