椅子を決めるのは早い方が良い
こんにちは、扇建築工房の井口です。
新築と合わせて椅子も新しくしようかな、という方は多いと思います。
いつの段階で椅子を決めますか?
「造り付けの家具じゃないし家が出来てからでいいか」
「とりあえず今あるのを使えばいいか」
となりがちですが、早いうちに、できれば設計と並行して決められるといいです。
椅子は直接居心地に関わる
椅子は体を完全にあずけて長い時間触れているもの。それだけに直接居心地に関わってきます。
だからせっかくなのでぜひとも椅子は合ったものを選んでください。
「いろいろあってどれがいいか分からない!」という方は、工務店・設計者のおすすめがあると思いますので、ぜひ聞いて参考にされるといいと思います。
扇建築工房でもおすすめの椅子があって、会社や見学会で展示して体験してもらっています。
ほかにも事務所ではスタッフは全員違う椅子に座っているので、いろいろ試してもらえます。おもしろいことにスタッフによって選ぶものが違って、体格によってということだと思いますが、座りやすいと感じる椅子って違うもんだな〜と思います。
家も含めて全体で費用を考えられる
金額もいろいろ。数万円から、名作ともなれば何十万何百万円まで。
「これに決めた!どうしてもこれにする!」となったときに、金額を聞くと驚きの値段・・・。
早めに検討しておけば、住まいと合わせて全体で費用のバランスを調整できます。
椅子に合わせてつくれる
そうして選んだ椅子は、それぞれ座面の高さ、座面の幅、肘掛け有無などが違います。
椅子を置くところっていうとだいたいの方はまずはダイニングですね。
そうすると椅子が決まっていればダイニングテーブルの高さもちょうど良く合わせてつくりたい。
肘掛けがあると横幅が大きいので、テーブルも相応の長さは確保したい。
ラウンジチェアのようにかなり低くゆったりめの椅子をダイニングに使いたいということがあれば、視点もかなり下がってくるので、もしかしたら窓の計画にも関わるかもしれません。
あとから決めるとテーブルが使えなくなっちゃう、ほどのことにはならないとしてもせっかくなら設計と並行して決められると、合わせて検討できることがあります。
井口慎弥
扇建築工房 https://www.ougi.jp/
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