無駄の中に宝がある
各地で大雪と言われるなか、相変わらず毎日ぽかぽか陽気な浜松ですが、
今朝は、めずらしく浜松でも雪がふりました。
というわけで、事務所では薪ストーブがフル稼働。
焚きつけには、建築現場ででた端材を利用しています。
焚きつけには、建築現場ででた端材を利用しています。
そして焚きはじめに、皆がさっと使えるように、予め下ごしらえをしておきます。
様々なカタチをした木端を、小さく割って使い易くしておく作業…これがまた、ひと手間かかる。笑
そんな事していないで、仕事をしろよ。…という声が聞こえてきそうな気もしますが、
実はこのなかに大事なことが隠れていたりします。
繰り返し続けることで、自らの斧を扱う技術が確実に向上しているのです。
それがなんの役立つのか?と言わないように。笑
この事は、大工道具である叩き鑿(ノミ)の扱いに通ずるものを感じたりするわけです。
同時に、これは板目だからこの大きさに割る…、こっちは柾目だからこの細さに…、あっちはここに節があるから…、
と、木を見る目が養われたりもする。
そうして、その感覚を持ってはじめて、
日々木材に触れ、木材を知る、現場の大工らと共通言語で会話ができる。
たとえ大工仕事の経験ではなくとも、こうした体感から得られることは大事なことだと思うのです。
「モノづくり」として、その感覚を大切にしていきたい。
と、感じる朝でした。