文化財の拝観料に思う
こんにちは、扇建築工房の井口です。
数か月前だったと思いますが、夜テレビに文化財修復の小西美術工芸舎 社長のアトキンソンという方がでていました。
数か月前だったと思いますが、夜テレビに文化財修復の小西美術工芸舎 社長のアトキンソンという方がでていました。
って知ったように書いてますが実はこのテレビで初めて知ったので、少し恥ずかしい思いをしながらみていました。
最近の有名な仕事では日光東照宮の修復をしたとのこと。
で、内容はいろいろとやっていたのですけれど、中でも記憶に残ったことがありました。
「日本の文化財の拝観料は安すぎる、安いことでいいことをしていると思ったら大間違い」「それは文化財の破壊行為」とまできっぱり言い切ってました。
安い拝観料→修復工事保全工事ができない→破壊行為
海外はいくらって言ってたか忘れてしまいましたが、日本のそれよりすいぶん平均金額が高くなっていました。
こんな見方をしたことはなかった。けど、言われてみればそのまったく通りだなと。たいへん共感しました。
あそこは拝観料安いから行こうって、いう行先の決めかたはしたことはない。
あそこは拝観料安いから行こうって、いう行先の決めかたはしたことはない。
つい先日会社の研修として京都で文化財もいくつか見て回りましたが、たしかにそういう風に見てみると修復が行き届いていない状態の場所もあってこの言葉が思い出されました。
井口慎弥