家のすっぴんの姿
こんにちは、扇建築工房の井口です。
漆喰や焼き杉で外壁の表面をおおう前は、こんな感じで木や防水シートが丸見えになっています。
この状態のときは、仕上げの素材感や、その仕上げの色が何色だとかが無い状態で、人で言うと化粧をする前着飾る前の素のその人の素の姿という感じで、家がすっぴんの状態です。
仕上がったときのことはもちろんですが、まず素材や色に頼らないこの素の姿が威張らず明快ですっきりしていてなんかいいなと思えるように、屋根の角度やいろいろな部分の高さ、でっこみひっこみの微妙な寸法を調整します。
井口慎弥