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神ヶ谷の家
緑ゆたかな森を背負った土地に立つKさんの家。
木登りしながらはしゃぐ子供たち、
趣味のフライフィッシングの準備をする旦那さま
料理にいそしむ奥様と、それぞれが楽しみながら仲良く暮らすライフスタイルがそこにはありました。
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家づくりをするきっかけを教えてください。
3人の子供に恵まれたこともあり、以前住んでいたマンションだといずれ手狭になると見通しが立っていたので、ライフステージ的にもそろそろ家づくりを考えようと思ったのがきっかけでした。趣味が山登りや釣りだったので、山での暮らしに憧れもあり、インターネットでイメージに近い写真を集めるところから始めました。妻と家の趣味が一致していて、二人とも自然素材の木で作った家が良いと思っていました。「建てるならハウスメーカーでなく工務店がいいよね」ということで、地元の工務店を探し始めました。
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扇建築工房にした理由はなんですか?
最初は扇建築工房は知らなくて、大きな工務店を見に行ったりもしていたんですが、知り合いが働きだした工務店を「Kさんが好きそうな家を建てているよ」と勧められて、見せてもらったんです。その時に施工例を見たいと言ったら、大きなファイルを7冊も渡してくれて…。その印象がすごくよかったんです。(奥様)
それまで何社か見せてもらっていたんですが、扇さんの家をみたとき、意匠のクオリティーが一段上だなとすぐにわかりました。素材感が他の会社とはっきりと違ったので建てるならここだなと。(旦那様)
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家づくりでお願いしたことはなんでしたか?
お友達が集まりやすいような雰囲気にしたかったので、何人でも入れる広めのリビングを希望しました。キッチンも人が来た時にさっと入ってさっと手伝いやすいようなレイアウトと広さにしたいと想いお願いしました。(奥様)
こういう暮らしをしたいというぼんやりとしたイメージはあったんですが、ヒアリングの際にどんな空間が良いか頭の中で具現化できなくて、「こんなことがやりたいんだけど」とぼんやりとお伝えしました。「自分の部屋が欲しい」以外はほぼお任せで。それがこのような形で提案していただいて、もうサイコーって感じですね。(旦那様)
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家の使い勝手はいかがでしょう?
暮らし始めてももうすぐ2年ですが、前からあったかのように佇んでいるというか、自分たちの生活スタイルも含めて、2年以上住んでいるかのような馴染んでいる感覚がある家ですね。(旦那様)
想像どおりというか想像以上にすごく気持ちの良い家で、材質もあると思うんですけれど 設計もすごくいいと思いました。設計の事はよくわからないですけど、扇さんってすごいんだなと感心しました。見学会も何回も足を運ばせてもらったんですけれど、実際に住んでみないとわからないことってありますね。壁の材質なんかも木の家ってこんなに気持ちいいんだって。それは想像以上で本当に心地の良い家だと日々感じています。
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薪ストーブのある暮らしはいかがですか?
これだけは譲れない!って感じですね。田淵義男さんという長野のフライフィッシングをやっている家具デザイナーの人がいるんですが、家の中に火がある生活に憧れがあったんです。(旦那様)
知り合いの家に薪ストーブがあって、「家の中に火があるってこんなに気持ちがいいんだ、これはつけなきゃ」って思ってました。冬はこの薪ストーブだけで過ごしています。(奥様)
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お子様たちがとても元気な印象がありますが
以前は町中に住んでいたんですが、すごく遊びまわる子供たちだったので、こちらの暮らしのほうがあっている気がします。前はアパートを出るとすぐに道路で、ハラハラしたけれど、ここは車通りもそんなに通らないので安心して「野に放てる」ような土地なのでそれはよかったと思っています。(奥様)
窓を開けて生活していることが多いんですが、家の中にいるより外で遊んでいることが多く、すぐに木に登っちゃったりするんですが、目が届くので安心です。(旦那様)
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なぐり加工の床はいかがですか?
なぐりの床に限らず、全部手触りがよく、どこを触っても素足で歩いてもいいなあと思います。経年美化というか、素材の朽ちていく感じが好きなんですけれど、数年経ってそれかすごいいい感じになってきたなと思います。(旦那様)
最初は手触りもぽこぽこしてどんな感じかなと思ってましたが、お掃除がしにくいということも全くないですし、なにより気持ちがいい。なぐり床にしてよかったなぁと思います。(奥様)
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外壁がとても素敵な色ですね。
工事のとき柿渋を塗らせてもらったんですけれど、鮮やかな茶色だったものがだんだんとグレーシルバーになってきてとても気に入っています。